濹東綺譚
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生没年不詳

『濹東綺譚』(ぼくとうきたん、ぼくとうきだん)は、永井荷風の小説。 表題の意味は「隅田川東岸の物語」で、便宜的に「墨東綺譚」と表記されることもある。「濹」は林述斎の造字したものを永井荷風が見出して使ったもので、隅田川(さんずいに墨で隅田川の別称:墨田川)を指す。 旧東京市向島区寺島町(現:東京都墨田区東向島)に存在した私娼窟・玉の井を舞台に、小説家・大江匡と娼婦・お雪との出会いと別れを、季節の移り変わりとともに美しくも哀れ深く描いている。荷風の日記『断腸亭日乗』には荷風の玉の井通いの様子が書かれており、主人公の大江は作者の分身と考えられる。荷風の小説中、最高傑作とされている。 作品中に、前年廃止された京成電気軌道白鬚線の京成玉ノ井駅に関する記述がある。挿絵や私家版の写真にも廃線跡が見られ、鉄道史上の研究資料にもなっている。 1960年・1992年・2010年に映画化された。

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濹東綺譚
監督 豊田四郎
脚本 八住利雄
原作 永井荷風
製作 佐藤一郎
出演者 山本富士子
芥川比呂志
音楽 團伊玖磨
撮影 玉井正夫
編集 岩下廣一
製作会社 東京映画
配給 東宝
公開 1960年8月28日
上映時間 120分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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